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赤井 秀実 院長

HIDEMI AKAI

再生医療で広がる美容医療の可能性。患者さんの想いを実現していく。

昭和大学医学部卒業。同大学形成外科学教室に入局。同形成外科専任講師を務め、2003年に『赤井クリニック』を開設(東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」から徒歩0分、JR山手線「原宿駅」より徒歩約10分)。

赤井 秀実 院長

赤井 秀実 院長

赤井クリニック

港区/北青山/表参道駅

  • ●形成外科
  • ●美容外科
  • ●皮膚科
  • ●ペインクリニック
  • ●美容皮膚科

人の縁に恵まれ、導かれてたどり着いた道

赤井 秀実 院長

確か小学生の頃だったと記憶していますが、「心臓移植」というものが世間の大きな話題になったことがありました。親類縁者に医者はおらず、医学と接する機会のなかった私にとって、そのことがこの道に進むきっかけになったように思います。
「移植」の世界に憧れ、この道を志した私でしたが、肝心の心臓移植は、私が大学を卒業した頃にはまだ日本で道が見えていませんでした。そこで「夢の続き」をと考え、頼ったのが、当時、女子医大腎臓病センターの教授をされていた太田和夫先生でした。先生のご専門である腎臓移植は、当時、すでに盛んにおこなわれていました。私としてはすぐにでも移植に携われると研修を始めたのですが、そこで最初にしなければならなかったのが、泌尿器科を中心とした基礎的な修養だったのです。今考えたら当たり前の話で、若気の至りと言うしかないのですが(苦笑)、あの時の私にはそれが理解できなかったのです。
ではどうするかと考え、頭に浮かんだのが、母校で形成外科の教授を務めておられた鬼塚卓弥先生でした。先生は、口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)の手術におけるパイオニアです。先生を頼り、全国から患者さんが集まってきて、1週間に50件を越える手術を手掛けておられたと記憶しています。口唇口蓋裂とは、俗に言う“三つ口”であり、初めてそのお顔を見た時には大きな衝撃を受けたものです。先生の手術のあとは、かわいい顔になりました。非常に感激しましたし、勝手ながらこの道こそ自分が生きる道だと考えるようになっていったのです。

最先端の再生医療を取り入れた、美容・形成外科

赤井 秀実 院長

『赤井クリニック』では、美容外科、形成外科、美容皮膚科と最新の再生医療を組み合わせて治療をおこなっています。美容外科では、二重まぶたや鼻を高くしたり、胸を大きくする、脂肪吸引といった手術を実施しています。それに対して形成外科は、先程申し上げた口唇口蓋裂や耳、手足の機能的な問題や形態的な問題を手術によって解決していく分野です。最も多い例としては、皮膚のさまざまな腫瘍があります。ほくろも腫瘍の一種であり、その他、粉瘤(ふんりゅう)や皮膚がんの手術もここでは取り扱っています。
再生医療に関しては、IPS細胞という言葉と同義にとらえておられる方も多いことでしょう。IPS細胞はこの分野の言わばトップランナーです。その辺の再生医療中にも実用されている治療が少なからず存在します。
そもそも身体には、自身を治してくれる良いものがたくさんあります。その代表例が、幹細胞であり、成長因子と呼ばれるものになります。
シワやたるみの治療を例に挙げましょう。血液中の血小板の中に成長因子と呼ばれる物質があります。成長因子は組織を修復するたんぱく質の司令塔であり、それを身体の中から取り出し、培養して注入することで、肌は張りを取り戻し、結果としてシワやたるみを著しく軽減することが可能になります。言ってみれば、時間を巻き戻せるのが再生医療の優れた点であり、従来の方法とは一線を画す仕上がりが期待出来るのです。

医学的根拠に基づき、安全であることが最優先

赤井 秀実 院長

手術が最も優れているというわけではなく、さまざまな療法を組み合せることにより、最大の結果を得ることが可能になります。たとえば、手術で肌に張りを取り戻したとしても、皮膚自体が良くなるわけではありませんよね。その際、レーザーや再生医療、あるいはスキンケアに気を配ることで、肌自体がきれいになっていきます。
さまざまな手法を選択するにあたっては、患者さんの状態に加え、その人自身の希望が優先されます。そのご希望に対し、私たちがなにより心掛けなければならないのは、医学的根拠に基づいた医療であるということです。安全であることは、絶対の条件です。あらゆるリスクを避けるために、医学的根拠に基づいた医療をおこなうことを当院では徹底しています。

人の希望を実現する医療に従事することにプライドを持って取り組んでいく

以前、ある有名人の写真を持ってきて、「こんな風にしてくれ」と言ってきた患者さんがいました。私も半信半疑で、「それで良いの?」と確認したところ、迷う風もなく「それが良い」と仰るのです。いつもメイクをして似せているので、ぜひその顔にして欲しいと言うのです。
こうした極端な例のみを想像して、美容外科に負のイメージを持っている方は少なくないと思われます。しかし、希望される方にとってみれば、これは切実な問題で、来院する前にそれこそ悩んでいたことなのです。「願望実現医療」という言葉があります。そもそもを考えれば、「痛みを取る」ことも、同じ想いから始まっているものであり、医療は人の願望を満たすために発展してきた歴史があります。美容医療とは、人々の願いを実現するもの。私はそのことに誇りを持って取り組んでいます。

これから受診される患者さんへ

良い結果を得るには、良い医者と巡り会うことが大切だと思われます。では、良い医者に巡り会うためにはどうしたら良いのか。それは、時間と手間をかけ、あらゆる人から情報を集めていくことに尽きると思うのです。私自身、自分が治療を受ける場合、さまざまな人に話を聞いてから決断します。最高の結果を得るために、最大の努力をし、あなたが心から信じることの出来るお医者さんを探していただければと思います。

※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

赤井 秀実 院長 MEMO

形成外科専門医

  • 出身地:福島県
  • 趣味:アウトドアスポーツ
  • 好きな作家:村上春樹、内田樹、夏目漱石
  • 好きな映画:ディア・ハンター、ラ・ラ・ランド、『君の名は。』
  • 座右の銘:「Where there is a will, there is a way」(意志あるところに道は通じる)
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック・バッハ、モーツァルト、ベートーベン
  • 好きな場所・好きな観光地:滝、山・マッターホルン(スイス)

グラフで見る『赤井 秀実 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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