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長崎 綾子 院長

AYAKO NAGASAKI 

『血管のアンチエイジング』に力を入れ、脳や臓器の健康維持を心がける

東京女子医科大学を卒業、同大学病院にて研修・勤務、その後関連病院で一般診療から救急診療まで幅広く臨床経験を積む。30年前現在の場所で診療を開始。20年前、前院長から継承し、ながさき内科医院として開院。
日本内科学会認定内科医・日本抗加齢医学会専門医
(JR山手線「浜松町駅」都営浅草線、大江戸線「大門駅」徒歩1分)

長崎 綾子 院長

長崎 綾子 院長

ながさき内科医院

港区/浜松町/浜松町駅

  • ●内科

心と体の繋がりから開けた医療への道

長崎 綾子 院長

私は10代の頃から、友人が頭痛をくり返すのを見て、人の心と身体の繋がりに気付き、何か手助けが出来ないかと考えておりました。
高校の進路相談時、先生から「人間を知る勉強には《哲学、心理学、医学》の3つがある」と言われ、私は即座に「医学」と答えました。
その日から猛勉強をし、医学部に進学。
大学時代は九州大学と東京大学の心療内科の講習会等に参加したこともあって、卒業の頃には内科全般の勉強をしたいと思うようになりました。
幸い母校の研修医制度では7つの内科(脳神経、呼吸器、循環器、消化器、腎臓、内分泌、糖尿病)を廻ることができ、幅広く経験を積めた、大変濃い時間でした。
中でも糖尿病内科では、軽症の教育入院の方から重度の合併症を併発した方まで、様々な患者さんの診療について徹底的に叩き込まれ、自分の性に合っていたこともあり、その後も力を入れて参りました。

出向先の病院では、病棟や外来の診療の他、救急診療も行いました。来る日も来る日も脳卒中等の血管の病気の方が救急搬送されてきました。その様な患者さんは、もともと糖尿病や高血圧等を患っていらした方が多く、タイムマシーンに乗って、若い時のその方を訪ねて治療したいと思ったものです。その後、オフィスビルの診療所で代診として診療したのですが、定期的に来院される若い方々とお会いすることは、そのタイムマシーンに乗ったようなものだと思い、この方々が将来、脳卒中などでとり返しのつかない状態にならないようにすることを自分の使命と誓いました。そして20年前、前院長が退職される時に診療所を継承し、それまでの患者さんを引き続き診療させて頂いております。その時の患者さんが何十年も大きな病気もせず現在も元気な顔を見せて下さることは大変嬉しいことです。

少しでも早い時期からケアをしたいと考え、オフィスと住宅が共存する街での開業したのですから、皆さんが保健室のように気軽に訪れることのできる存在でありたいです。そして、自己治癒力を高めることを念頭において、いつまでも元気で過ごせるお手伝いをしたいと思います。

30年前から私の頭の中では、『ながさき内科』は『長崎元気研究所』であり、『長~い先 元気!研究所』です(笑)。

さまざまな医療機関と連携して対応

長崎 綾子 院長

当院の診療項目は内科一般です。特に糖尿病、高血圧、高脂血症等の生活習慣病や心筋梗塞、脳梗塞等の予防に力を入れているほか、患者さんの状態により漢方薬の処方もおこなっています。また、ワクチン接種や禁煙外来、抗加齢医療相談も承っています。
院内では尿検査、血液検査、心電図、ホルター心電図など限られた検査しかできませんが、必要に応じて専門医を紹介し、精密検査を受けていただけます。
同じフロアに内科、耳鼻科、皮膚科、眼科、歯科があり、連携して診療をおこなっています。例えば、糖尿病の注意すべき合併症の一つに網膜症があります。これは放置しておくと失明に至る怖い症状です。症状の進行具合により治療の仕方を考えなくてはなりませんが、その指標になるのが、眼底の診察なのです。疑わしい状態の時には同じフロアの眼科の先生へご紹介してすぐに診察を受けることができ、各科が協力しあっています。
また、入院や詳細な検査が必要な場合には、東京女子医大病院、慈恵医大病院、済生会中央病院、三田病院、日赤中央病院、都立広尾病院、東京高輪病院、聖路加国際病院といった近隣にある病院の他、患者さんのお住まい近くの病院をご紹介することも可能です。

「血管のアンチエイジング」等「後手にならない診療」を心がける

長崎 綾子 院長

私が治療の際に心がけていることは「後手(ごて)にならない!」ということです。これは私が研修医の時に指導して頂いた先生に言われた大切なこと。大学病院は重篤な患者さんが多く、思いがけず症状が悪化してしまうことが少なくありません。ですから、起こりうることは全部考えて、すぐに対応できるようにと教わりました。以来、これを私の診療の基本としています。
この考えをもとに当院では、小さな問題の内にケアして大きな病気にならないように!早期に手を打つことを大切にしています。
具体的に力を入れていることの一つは「血管のアンチエイジング」。良い血液が良い血管を流れることで脳や各臓器が元気に働くことができるわけです。

当院では、西洋医学だけでなく東洋医学も取り入れています。例えば、ひと目で血行が悪いと分かる方がいらっしゃいます。血行が悪いということは、将来脳梗塞になるリスクを抱えていることです。ですからそういう方には漢方による体質改善をおすすめしています。また、生理痛や,ふらふら感などの体調不良の方も漢方等で体質改善をすることで気持ちよく日々を過ごすことができるようになりますし、さらに将来の病気の予防、にもなります。

このように、さまざまな方法を組み合わせて、患者さんが長い間元気に過ごせる医療を目指しております。

常に一期一会の精神で患者さんと向き合う

「一期一会」。これは私が治療の際に大切にしていることのひとつです。何らかのきっかけで受診された患者さんは慢性疾患でない場合もう二度とお会いできない方も多くいらっしゃいます。ですから、ただ薬を処方するだけでなく、ご自分の免疫力で病気を治せるようにアドバイスをしています。
お話しする内容は人によりさまざまですが、ダメという言葉は使わないよう心がけています。人間、いくら正しい生活指導でも「あれもダメ、これもダメ…」では続けられないものです。ダメだとわかっていても、私を筆頭に多くの人が目の前のご馳走を許してしまいます。そこで、「あれはダメ、これもダメ」の『引き算』ではなく、あれをするならこれを加えようという『足し算』を提案しています。例えば、お肉を食べる時は、野菜を沢山食べて油を吸収してもらおう、血糖値が上がり過ぎる物を食べてしまったら、運動して糖を筋肉に吸収してもらおう等々。あれをしたら、これ足して、少しでもプラスマイナスゼロに。楽しみながら良い状態をキープして頂きたいのです。医院では、糖尿病の方が食べ過ぎて血糖値が高過ぎた時、「我々の指導不足。連帯責任!」と言って、スタッフ全員、その患者さんと一緒にスクワットを30回することもあります。え~っ!と言いながらも笑顔で協力してくれるスタッフにはとてもありがたく感じています。
また、一期一会なのはスタッフとの関係でも同じこと。日々の診療は、事務員と看護師の良き働きあればこそできる仕事です。細やかな気遣いのできるスタッフに恵まれて有り難いです。私は患者さんに厳しい事を言う役目でもあるので、患者さんにはスタッフの優しい声かけや笑顔でほっこりして頂ければいいなぁと思っています。良いチームワークで良いエネルギーの医院にしたいです。
私のモットーはこれからも一期一会。ここでお会いする方々が、一生、元気に過ごされることが目標です。

これから受診される患者さんへ

会社や自治体で受ける健康診断で、異常値になってから対策を考える方が多いですが、境界値の段階で受診していただきたいですね。
例えば、血圧一つとっても、140を超えて受診する方が多く見受けられます。しかし、130を超えると動脈硬化が起こると言われているのです。数値がボーダーラインの時点で受診してもらえれば、食事や生活指導で血圧を下げて将来のリスクを減らすことができます。
糖尿病の治療も食事療法、運動療法、簡単な薬等を早めに開始することで将来の合併症を最小限に抑える事が出来ます。
また最近では、便秘や下痢の医学が大きく進化し、副作用の少ない新しい治療法がわかってきました。便秘や下痢でお悩みの方、市販薬を常用している方も一度ご相談ください。
当院ではこれからも、患者さんとは一期一会、後手にならない治療を心がけて診療をおこなっていきます。
場所は浜松町駅、大門駅から直結。世界貿易センタービルの14階、メディカルセンター内にあります。お気軽にご相談下さい。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

長崎 綾子 院長 MEMO

  • 趣味:ピアノ、歌、散歩 
  • 座右の銘:後手にならない(先手必勝)、一期一会
  • 好きな音楽:クラッシック音楽
  • 好きな場所:森、公園(木や草花がある所)

グラフで見る『長崎 綾子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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