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中林 秀夫 院長

HIDEO NAKABAYASHI

病気を診るのではなく、人を診ることが信条。人の役に立つ医者でありたい。

昭和大学卒業。整形外科医として関連病院を廻ったのち、大田区のクリニックで内科を研修して勤務。並行して在宅診療専門のクリニックを立ち上げ、平成22年に『みなと整形外科内科クリニック』を開院(JR山手線「田町駅」より徒歩8分、都営浅草線・三田線「三田駅」より徒歩8分)。

中林 秀夫 院長

中林 秀夫 院長

みなと整形外科内科クリニック

港区/芝浦/田町駅

  • ●整形外科
  • ●内科
  • ●皮膚科

自分が思う診療のカタチを一歩ずつ進めてきて今がある

中林 秀夫 院長

大学を卒業し、整形外科医となって関連病院をまわったのち、大田区のクリニックに内科を研修し勤務しました。私は子供の頃から、手を使って何かモノを作ることが好きでした。ですから、細かい作業が求められる整形外科医が向いていると思ったのです。
ただその一方で、1つのことだけに特化することは、自分の目指す医師像ではないと考えていました。もう始まりからそうでした。町医者であり、総合医であり、家庭医。患者さんが求めるものがあれば、何でもそれに応えていくのがお医者さんだと思っていたのです。何かに感化されたわけでもなければ、ただ小さい頃からそう思っていたというだけのことですが……お医者さんとは、そういうものだと今も思っています。
25年ほど前より在宅医療をはじめましたが、当時は在宅医療や介護保険という言葉も耳にすることは少ない時代。試行錯誤しながら在宅医療を続けてきましたが、在宅だけ、ということに大きな問題があることにやがて気づくことになりました。たとえば、レントゲンを撮ろうにも在宅では思うにまかせません。在宅診療を続けていくならば、外来診療の出来るクリニックを併設することが必要だと思い、私の地元であるここ芝浦に『みなと整形外科内科クリニック』を開設するに至ったのです。

外来診療と在宅診療を一体のものとして診ていく

中林 秀夫 院長

ここで生まれ育ったものですから、患者さんは小さい頃から知っている人ばかりで、その意味では家族と同じような感覚です。
私としては、外来診療と在宅診療の線引きはあまり意味がないと思っています。というのも、外来の延長が在宅になるわけです。いずれは、大半の人が通院出来なくなるわけであり、一体のものと考えるべきなのでしょう。これはもう“順番”であり、誰にも等しく訪れるもので、私にしてもいずれはここに来れなくなるでしょうしね(笑)。
最近の事として、大森にもう1つ診療所を設けました(『大森町整形外科内科クリニック』)。そちらのクリニックでは同級生である瀧茂樹先生を院長として治療をお願いし、週に1度は私も出向き、大森近辺にお住まいの以前からの患者さんを診ております。あっちへ行き、こっちへ行きを繰り返していますと、他にやりたいことも自然となくなり、結果、近日も仕事人間、と言える状態になっているわけです(笑)。

病気を診ようとするのではなく、人を診る

中林 秀夫 院長

病気を診ようとするのではなく、人を診ることを心掛けています。もちろん、症状はしっかり聞かなければなりません。しかし、そこだけにとらわれていると、その人の本当の病態が見えなくなってきます。たとえば、水虫がなかなか治らない人がいたとしましょう。なぜかと考え続けていくと、家に陽が入らなかったり、風通しが良くないといった環境面に気づくことになります。病気ではなく、人を診るとはそういうことであり、これは在宅をしているからこそ出来ることなのかもしれません。
治らないのには理由があり、病気になるのにも必ず理由があることが多いです。なぜそうなってしまうのか。時間を掛けてでも一緒に見つけていくのが、私の役割だと思っています。

わからないことは素直に教えを受ける。その姿勢が、患者さんの利益となる

家庭医をする上で、自分の能力の限界を知ることは重要です。そして、その病気が自分ではわからないと思ったらば、その時点で教えを乞う姿勢が大切になります。幸い周辺には病院もたくさんありますし、優秀な先生も多くいらっしゃいます。そちらへお伺いすれば、お返事をいただけますから、得たものを患者さんに提供し、問題の解決につなげていくことになります。
そうと考えると、我々は患者さんから教えていただく職業だとも言えるのです。わからなければ外に教えを乞い、それがまた自身の能力をアップさせていくことになってきます。それがトレーニングとして消化出来るようになれば、診療はライフワークになっていくのです。人と常にふれ合うこと、人が好きでなければ出来ないことかもしれませんね。

これから受診される患者さんへ

大きなことは視野にはなく、ただただ、患者さんの役に立つクリニックでありたいと思っています。どんな病気でも、あそこに行けばなんとかしてくれる。そう思っていただけるクリニックであり、医者でありたいし、またそれが、あるべき町医者の姿だと思っています。お身体のことで何か不安があれば、遠慮なくたずねてきていただきたいですね。

※上記記事は2017年7月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

中林 秀夫 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:仕事
  • 好きな音楽:イージーリスニング、ハワイアン
  • 好きな場所:地元の港区

グラフで見る『中林 秀夫 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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