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時田 章史 院長

AKIFUMI TOKITA

プレイスタイル乳児健診で楽しい健診を
駅から徒歩2分。親御さん目線の医療を提供

1984年順天堂大学医学部卒業後、同大学院に進学し研究に携わる。豪州ガーバン医学研究所留学を経て、順天堂大学大学院医学研究科小児思春期発達・病態学非常勤講師、日本小児科医会公衆衛生委員会委員、日本外来小児科学会代議員に就任。その後、白金台駅徒歩2分の地に『クリニックばんびぃに』を開院。国内やカナダの学会で“プレイスタイル乳児健診”を発表し、2017年より“VPDを知って、子どもを守ろうの会”の理事を務める。

時田 章史 院長

時田 章史 院長

クリニックばんびぃに

港区/白金台/白金台駅

  • ●小児科
  • ●内科
  • ●アレルギー科

小児科医の父の背中を追って医師へ

時田 章史 院長

父は昔ながらの実直な小児科医で、地域の患者さまに慕われ信頼も得ていました。そんな父の背中を見ていたもので、自然と小児科医の道へ導かれましたね。開業に際し白金台駅周辺を見渡してみると、ここは港区・目黒区・品川区・渋谷区の区境で小児科専門医が少なかったのでより多くのかたの力になれればと、この土地を選びました。クリニック全体を通して、ヨーロッパの子供部屋のような柔らかさとスタイリッシュさを兼ね備えた内装もお母さまたちからご好評を頂いております。実は内装は妻と、妻の友人で著名なインテリアコーディネーターのかたが手掛けてくれたんですよ。公私ともに良きパートナーである妻は、看護師かつクリニックの総合的なマネージメントを買って出てくれているんです。私と妻の共通認識として、クリニックにお越しになるお子さまに楽しんでもらいたいのはもちろんのこと、普段子育てで大変なお母さまが少しでも安らげて子育ての疲れを癒せるような空間にしたかったんです。

ささやかな悩みも気軽に解消できる『プレイスタイル乳児健診』

時田 章史 院長

脱水症状や肺炎などでお越しいただても、なるべく外来で完結出来るように個室を3つ用意してあります。点滴室など仰々しい名前ではなく、その部屋のテーマに合わせて『小鳥の部屋』など、親しみやすい名称にしてあります。レントゲン室も通常は寒々しい印象になりがちなので、つとめて明るく温かい空間にしつらえました。またクリニックのひとつの特徴は、楽しい乳児健診をコンセプトとした『プレイスタイル乳児健診』。一般的な乳児健診はお母さまが重たいマザーズバッグを持ち、お子さまを抱っこしながら体重などを計測後、栄養士の元へそして診察室へ、と院内を東奔西走しないといけないんです。そんな負担を強いるのなら、いっそのことピクニックのような雰囲気で乳児健診もできないものかなと考えましたね。試行錯誤したのち、マットを敷いた多目的室にて同じ月齢のグループに分け、お母さまもお子さまもリラックスした空間で遊びながらの健診を実施することに。基本的にオープンな状態なので昨今のプライバシー保護の意識が高まるなか、どこまで受け入れられるのかと考えましたが蓋を開けてみたらかなりの反響がありました。このスタイルが逆にお母さま同士の交流や、子育てにおける生きた情報を交換する場としても機能していて、予想外の嬉しい展開ですね。いまでは評判を聞きつけて遠方からお越しいただくかたも。このスタイルは2013年に日本外来小児科学会で優秀演題賞を頂き、これからも日本国内のみならず、世界にも発信していけたらと思っています。

VPD“ワクチンで防げる病気”を知ってもらいたい

時田 章史 院長

『VPDを知って、子どもを守ろうの会』の理事を今年から務めているのですが、以前から医師として予防接種の重要性を伝えたいと、ひたむきに啓蒙をしてきました。その甲斐あって最近は積極的に接種されるかたも増えてきて、自分の想いが伝わったかな、と嬉しい気持ちになりますね。中にはワクチンに対して抵抗感を抱く親御さんもいらっしゃいますが、その原因はインターネット上に溢れる誤った情報。その誤解を解くためにも、信頼関係を築いて丁寧にわかりやすく説明をしています。そもそも、ワクチンがない時代は多くのお子さまが大きな病気にかかり、最悪の場合は命を落としていたんです。それが有効性の高いワクチンの普及によって、病気が消滅したかのように錯覚してしまっているだけなんですね。そんな恵まれた現状のみを見て、ワクチンに対する意識が薄まってしまうと、また病気が増加する事態になりますのでいま一度、ワクチン接種の重要性について考えていただけたらと思っています。

親御さんに寄り添った医療を提供

お子さまは思わぬ高熱が出て、それが長引くことも往々にしてあります。その時にわが子を想う親御さんの不安や恐怖は、真っ暗闇で何がどうなるかわからない、のようなものです。親御さんの心に寄り添い、暗闇に光を灯すのも小児科医としての役割だと思っています。そのために、迅速診断検査を導入していますが検査ありきではなく、まず医師としての経験に基づいて診断することを最優先としています。ケースバイケースで補助診断として迅速診断検査を活用し、確実な診断をつけることが「なんの病気なのかしら?」と不安でいっぱいのお母さまに手を差し伸べることになると思うんです。確実な診断がつけば、熱が何日くらい続くか、明日は幼稚園に行けか、などより具体性のある完治への道標を示すことができるんですよね。どんな些細なことでもできるだけ親御さん視点で医療を提供したいと日々努力しています。

これから受診される患者さまへ

クリニックのホームページから、問診票のほかに“症状経過表”をダウンロードできます。この経過表は咳や鼻水などの様子、そして熱はグラフ形式で記録できます。グラフを導入することで、よりお子さまの病状への理解度が高まり治癒へ道が見えやすいと考えたからです。そして、毎年ご好評のオリジナルのあせも予防パウダーは、妻が一つひとつ心を込めて丹念にラッピングしています。それは、少しでも子育てで大変なお母さまの癒しになればという想いから。そんな妻はベビーマッサージの資格も所有していて、お母さま達の良き理解者となってくれています。最後に、私は小児科専門医ですが言うなれば“小児科を得意とするかかりつけ医”をモットーに日々診療に励んでいます。内科・アレルギー科も標ぼうしていますのでお子さまのみならずプライマリケア医としてさまざまな年齢層のかたに気軽に頼っていただきたいものです。クリニックは白金台駅より徒歩2分、エレベーター付きのビルの5階にあります。なにかご不安なことがありましたらお気軽に門を叩いてください。

※上記記事は2017年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

時田 章史 院長 MEMO

小児科専門医

  • 出身地:静岡県
  • 趣味・特技:相撲観戦
  • 好きな本・愛読書:井上靖
  • 好きな映画:インディ・ジョーンズ シリーズ
  • 好きな音楽・アーティスト:小田和正・サザンオールスターズ・一青窈
  • 好きな場所・観光地:温泉(温泉巡りが好きです)

グラフで見る『時田 章史 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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