東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

石田 和也 院長

KAZUYA ISHIDA

地域のかかりつけ医として患者さんに寄り添い、笑顔でいられる診療を

京都大学医学部医学科卒業。東京女子医科大学病院初期臨床研修医。同大学病院 高血圧・内分泌内科に在籍。2022年10月に『八丁堀3丁目クリニック』院長に就任(都営浅草線「宝町駅」A1・A2出口から徒歩3分、東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」A3出口から徒歩5分、東京メトロ銀座線「京橋駅」2番出口から徒歩5分)。

石田 和也 院長

石田 和也 院長

八丁堀3丁目クリニック

中央区/八丁堀/宝町駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●健診・検診

生活習慣病治療の最前線へ

石田 和也 院長

小さい頃からおじいちゃんに「医者になるんだよ」と刷り込まれていたことがこの道を選ぶきっかけになったのだと思います。今にして思えば、本当になって良かったと思います。患者さんが元気になっていく姿を見るのは嬉しいことですし、おじいちゃんに感謝ですね。
大学卒業後、研修を経て東京女子医科大学病院の高血圧・内分泌内科に在籍しました。日本には高血圧だけで4,300万人の患者さんがいると言われています。より多くの、たくさんの方に貢献できると考え、この分野を選んだのです。
そして2022年10月に『八丁堀3丁目クリニック』を継承開業いたしました。高血圧を診ていくのであれば、クリニックが最前線という見方もできます。実際、大学病院ともなると、すでに重症の方も多いのです。それでは遅い、というわけではありませんが、そこまでにいたらないことが大事ということをずっと考えていました。そんな折り、クリニックを引き継ぐという話をいただき、これも縁と思い、開業をするにいたったのです。

若いうちから医療の道を付けることが大切

石田 和也 院長

先代の院長先生が小児科を見ていらしたこともあり、引き続き拝見させていただくことにしました。大学ではない病院では、小児科を含め、あらゆるものを診てきましたので、その知見が生かせていると考えています。
患者さんはお子さんをのぞきますと、30代半ばから後半がミドルゾーンかと思われます。お悩みは多様ですが、風邪の方も少なくありません。一時期は発熱の人は受診しにくい状況がありました。当クリニックは当初からあらゆるものを診てきましたし、オンラインもあって相談される方が少なくないものと思われます。それからもちろん、「健診で引っかかりました」という方も多いですね。30代半ばともなると、様々なものが出てくる時期と言いましょうか、血圧やコレステロールの数値を指摘されたという方が多いのです。逆に言えば、若い時期から医療介入ができるということでもあり、その意味では、私が思い描いていた医療を提供できていると考えることもできます。

患者さんの「便利」を優先し、続けていただける医療を

石田 和也 院長

特に生活習慣病に類するものについては、続かないことには意味がない、と考えています。「食事制限を頑張ってください」と伝えたり、「毎日1時間は運動を続けてください」と伝えたところで、ほとんどの方は長続きしないでしょう。まずはできることから始めていき、実現可能で具体的な治療目標を立てていくことが重要です。とは言え、現実には続かない方が大多数とも言われます。ある研究では、1年間で3割から4割の方が治療からフェードアウトしてしまうという結果も報告されています。その現実を鑑みるに、最も最適な解は、医療へのアクセスの良さではないかと考えています。来院して1時間待つとなると、患者さんの心の負担も大きくなります。それがオンラインで診療が5分で終わるとなると、ハードルは格段に下がると思うのです。生活習慣病は数値で診ることが可能ですので、オンラインとの相性は非常に良いと考えています。患者さんが「便利」と思うことは、きっと定着していくことでしょう。それを推進していくことが、生活習慣病を大事にいたらせない大きな要素となると考えています。

患者さんにとって利益のあるものは積極的に導入

高血圧や糖尿病は専門でもありますので、本領を発揮できる部分でもありますし、オンライン等と組み合わせることで、患者さんに治療を続けてもらえるよう今後も努力を続けてまいります。それから内分泌疾患についても専門でありますので、甲状腺やバセドウ病など、エコー検査によって一定以上の診断が可能です。動脈硬化の検査もおこなっています。血管年齢が何歳であるか、といったことがわかるものですね。動脈硬化は生活習慣病と関わりの深いものですから、その検査もここでおこなえるようにしています。また心電図についてですが、24時間心電図を測定できるホルター心電図も導入しています。即、循環器の医療機関を訪れるのもいいのですが、普段から利用しているクリニックでスクリーニングまでおこなえれば、患者さん、あるいは必要のある方をご紹介する専門の医療機関としても有益なことだと思うのです。
オンライン診療を含め、患者さんに利益をもたらす新しいことには積極的に取り組んでいきたいと考えています。その1つとして、高血圧治療用アプリを導入いたしました。アプリを通じ、血圧などについて短時間で学んでいただき、普段の行動を変えていく、続けていってもらうためのツールです。今の時代に有効な手段と思いますし、若い時期から医療へのアクセスを容易にしてもらうためにも有効活用していければと考えています。

これから受診される患者さんへ

多くの生活習慣病は、痛くもかゆくもないわけですけども、先を考えると、早い段階からしっかりと治療したほうがいいものです。できる限り負担を軽減できる治療を提案していますので、まずはご相談ください。もちろん生活習慣病に限ったことではなく、当クリニックは「何でも診させていただく」ことをモットーとしています。お身体のことについて、何か不安や疑問がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2023年11月に取材したものです。
時間の経過による変化をご了承ください。

石田 和也 院長 MEMO

  • 出身地:滋賀県
  • 趣味:犬と遊ぶこと
  • 座右の銘:「為せば成る」
  • 好きな場所:代々木公園、駒沢公園

石田 和也 院長から聞いた
『高血圧症』

患者さんの便利を追求することで、重大な結果になることを防いでいく

日本には4,300万人の患者さんがいると言われ、およそ2人に1人が高血圧の患者さんと見ることもできます。一方、血圧が高すぎると症状が出ることもありますが、ほとんどの方は症状がないため、自分ごとになりにくい疾患と言えるでしょう。高血圧は進行すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを上昇させます。最終的な病名とはなりませんが、原因となった疾患という意味で、死因の中で最たるものと言われています。
高血圧の原因は多岐に渡ります。生活習慣が主な原因であれば、それを改善することで治癒は期待できます。しかし、年齢であったり、遺伝的な体質も関係すると見られていますので、完全な治癒は難しいというのが実際のところです。しかし、完全な治癒は難しいものの、出来るだけ良い状態をキープすることは十分に可能です。お薬に抵抗のある方もおられますし、医療側も妥協する姿勢も見られますが、しっかりと治療すれば治療目標に近づけることは十分に可能な疾患なのです。昨今、オンライン診療が普及し始め、また治療アプリ等の開発も進んでいます。高血圧の治療は、患者さんの便利が進むことで、次のステージに向かうのではないかと期待しています。

グラフで見る『石田 和也 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION