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天川 由美子 院長

YUMIKO AMAKAWA

女性らしいおもてなしの心で、すべての方がリラックスできる診療環境を目指す。

大学卒業後、大学院にて接着歯学について研究する。その後、複数の開業医のもとで経験を積み、2007年、外苑前駅すぐそばに開業する。

天川 由美子 院長

天川 由美子 院長

天川デンタルオフィス外苑前

港区／北青山／外苑前駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●歯科口腔外科

女性らしさを活かした寛げる空間を創りたい。

天川 由美子 院長

現在は女性の歯科医師が増えてきましたが、勤務医になりたてのころはまだ男性医師が多く、女性であるがために歯科医師として信頼されていないと感じていました。患者さんに名札を見ていただいて、やっと医師だと気付いてもらえていたのです。そのころは、医師として見てもらえるようにいろいろな策を練ってがんばっていました。男性に負けるものかと思っていたんですね。
しかし、歯科医師になって10年くらい経ったとき、患者さんはそんな策とは関係なく、私を医師として認めてくださるようになっていると気が付いたのです。作戦を立てて理論的にやるのではなく、自由にやっていいんだ、と思ったら気が楽になりました。自然体でいられるようになったのです。
そして、患者さんも女性医師に男らしさを求めていないことに気が付きました。女性医師に診てもらいたいという患者さんは、男性も女性も怖がりの方が多いのです。ですので、私は女性らしさを活かして患者さんに接したいと思いました。いわゆる医療機関らしい恐々しい歯科医院ではなく、女性医師だからこその、くつろいでいただけるオフィスを作りたいと思ったのです。

コンセプトは「女性らしいおもてなし」。

天川 由美子 院長

現在の歯科はすでに、「技術職だけ」の時代は終わっています。もちろん、医療機関ではあるのですが、それにプラスαとしてサービス業の一面が必要になってきています。また、通りを歩いていてもお分かりになるように、歯科医院は無数にあります。その中で「天川デンタルオフィス」としての特徴を出そうと思った時、やはり「女性らしいおもてなし」が1つだろうと思ったのです。歯の治療を怖いと思う方は大勢いらっしゃいます。そういった方に安心していただくためにも、思いやりの気持ちを持って接することはとても大切だと思っています。

口腔内のリスクを見える化する「リスク検査」を採用。

天川 由美子 院長

誰かに何かをしてもらうとしたら、相手を信頼していなければ任せたくありませんよね。その人を好きじゃなかったら髪を切ってもらうのもためらうくらいなのに、医療となったらなおさらです。
特に当院では痛い所を治して終わりという関わり方をしていません。その後もずっと、できれば私が死ぬまでメンテナンスをしていきたいと思っています。そのためには最初に信頼関係を築くことが大切だと考えています。また、保険診療のほかに自由診療も多く行っており、その場合に患者さんはそれなりの治療費をお支払いになるわけです。当然、信頼できない人からは高額の治療など受けたくないですよね。それに、きちんと意思の疎通ができていないと、お互いの考える治療にズレが生じてしまうなど残念な結果にもなりかねません。

そのために、まず検査やカウンセリングなどを受けていただいています。カウンセリングでは、どう困っていらっしゃるのかや、治療の進め方などをお話します。ですので、治療を開始するのは3～4回目の受診からになります。

当院の患者さんには「リスク検査」というものを必ず受けていただいています。これは口腔内の菌や唾液の量、歯並びなどの検査で、口の中の状況を知っていただくために行います。リスクを見えやすくすることはもちろんですが、ご自分の口に興味を持っていただくことが一番の目的です。また、検査結果をご説明して、あなたにはこの治療やメンテナンスが必要です、ということをお話します。
リスク検査は「本当に必要なの？」と思われる方もいらっしゃると思います。体の病気などで手術をする場合には事前に必ず血液検査やCT検査などを行いますよね。そういう意味でいうと、歯科も治療の前に検査をするべきなんです。
また、長くお付き合いするため、そして歯科医師としてベストを尽くすためにも重要だと考えています。

後輩女性歯科医師に技術を継承し、歯科の未来を明るくしたい。

長期的な目標は、「患者さんとお茶飲み友達になること」です。数十年後はきっと私も年をとり、目が見えにくくなっていたりすると思います。「治療はこの人に診てもらってね」と後輩医師を紹介して、私は患者さんとお話をするためだけに出勤したいですね。

そのためにというわけではありませんが、後輩、特に女性歯科医師に技術や知識の継承をしていくことも大切だと思っています。
日本の歯科の中で女性である私ができることは何かと考えたとき、女性達の力で歯科全体をよくしてくことができるのではないかと思いました。最近、女性歯科医師が多く誕生し、今の歯科学生の半分は女性です。私が勉強してきたことを誰にも教えずに自分の中にだけ留めていたら、私自身の進歩はあっても「歯科界」の進化はありません。それらをこれから学んでいく人たちに伝えることで、彼らはゼロからの出発ではなくなります。そうすると、より先の医療へと発展していくことができるのです。歯科の未来をみんなで明るくしたいですね。

これから受診される患者さんへ。

当院ではいつも患者さんの様子に気を配って治療にあたっています。怖い、痛い、などを言い出しづらい方もいらっしゃるので、患者さんのちょっとした変化を見逃さないようにしています。なにより、痛くない治療を心がけています。
治療が終わったらメンテナンスにだけ通っていただき、美容院やマッサージにいらしている感覚になっていただきたいですね。気持ちよく受けられますし、治療のためにお金を費やさないですみます。そのように来院していただけるよう、また、将来には近況報告をするために来院して下さるようなお付き合いさせていただければと思っています。

※上記記事は2014年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

天川 由美子 院長　MEMO

  • 出身地：広島県
  • 趣味：料理、友達と食事すること
  • 好きな本：山田詠美さんの本、ハードボイルド系
  • 好きな映画：X-MEN、スパイもの
  • 好きな言葉：山に登れば違う山の頂上が見える
  • 好きな音楽：セリーヌ・ディオン、Forest Notes（癒し系サウンド）
  • 好きな場所：台湾、ハワイ、沖縄、海のある場所

グラフで見る『天川 由美子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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