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青井 良太 院長

RYOTA AOI

5年後も、10年後も、患者様から「ありがとう」と言ってもらえる治療を目指す。

朝日大学卒業後、歯科医師になって間もなく阪神淡路大震災に被災、無料往診を行う。その後、歯科医師としての技術を積み、麻布十番駅そばに開業。

青井 良太 院長

青井 良太 院長

あおいデンタルクリニック・麻布十番ぺリオインプラントセンター

港区/麻布十番/麻布十番駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

阪神淡路大震災が運命を変えた。

青井 良太 院長

歯科技工士をしていた父が「歯科医師になったらどうか」と、〝見つけてきた″んです(笑)。18歳くらいのときにぶれない進路をみつけるのって難しいことですよね。私もその1人で、父の薦めてくれた道を「まずは進んでみようか」と朝日大学に入学しました。そうはいうものの、いろいろな理由から、途中で「もうやめようか」と思うようになって、試験を受けないこともありました。でも、ここでやめたら中途半端なんじゃないかと。学費も親に出してもらっているのに、何も残せないままになってしまう、と気づいてからは奮起しました。留年せずに卒業できたのは、猛勉強と根性があったからこそでしょう。
歯科医師になって1年目は、歯科の仕事そのものの他に、成果がお給料に反映されることの楽しさと、経営の仕方などを学ぶことができました。ただ、仕事はハードでしたね。1年目の冬には、その後の私の運命を変えたとも言える出来事、阪神淡路大震災が起こります。神戸に引越して来た時は、あれこれ物件を捜し歩いていました。「三宮はどうかな。でも他も見てみよう」と移動して、そこで被災したんです。三宮に住んでいたのなら多分命は無かったでしょう。

困っている人のために「歯医者として何ができるか」。

青井 良太 院長

三宮は物件は倒壊し神戸の街は凄惨な風景が広がっていました。「歯医者として何ができるか」と考えたときに、入れ歯を失くして困っている人が多いなどの状況を知り、必要とされていることを実感しました。「医療は技術があればできる」との思いから、避難所などに足を運ぶ日々でした。炊き出しに参加させていただいたり、お弁当も一緒に食べたりしました。そこでは歯科医師が不足していて1年目の私が実感したのは、私だけではなく、歯科医全体の「知識と技術を磨くことの必要性」です。そこから、勉強会に誘われた縁もあって、歯科のさまざまな分野の専門家と話すことができるようになりました。それから5年、師と仰ぐ先生に出会えました。第一線の方と対等に話をするためには相当勉強しなければなりません。でも、そのおかげで広い分野の専門性を高めることができました。大阪と東京を行き来しながらの勤務と勉強会でしたが、その後の基盤をしっかり固めることができましたね。麻布十番で開業したのは、師匠である院長に薦められたんです。それから、「東京の真ん中でやってみよう」という挑戦でもありました。

豊富な経験があればこそ、歯を残すことができる。

青井 良太 院長

なるべく歯を残すようにしたいと思っています。他の病院では抜きますと言われた歯でも、当院で治療して歯を残し、5~6年後もそのままあるということもあるんですよ。こういった判断は基礎力がついていないとできないものです。そのための勉強を人一倍積んできたと思っているので、その人にとっての最適な判断をすることには自信があります。
歯科医師は職人だと思っているので、細かい、納得のいく治療をしています。歯を治療することは、設計図から書いて、組み立てていくようなもの。1人ひとりの口腔写真を撮って、現状を正直にお伝えします。今後の治療方針を説明したり、実際に治療をしたりするなかで、患者さんとの信頼関係を築いていくことが一番大事なことなんです。関わったからには、その人に笑顔になってほしいとの思いで治療をしています。

日本の医療技術を世界へ。

台湾には講演会などで行っているのですが、そのほかにベトナムなどにも赴いて治療や講演会といった活動を広げていきたいと思っています。国内の素晴らしい技術を、まずはアジアへ、そして世界へ発信したいと思っています。30代に1人で始めた講習会も、今ではたくさんの仲間が参加してくれています。若い人たちにも、学会や講演会で話す場を設けるなど、チャンスにつながることを提供したいですね。歯科の分野をもっと盛り上げるべく、さまざまな提案をしていきたいと思っています。CEコースでの講師として講義+実習をしていく中でも、私が培ってきたフィロソフィーのようなものを後進に伝えていきたいですね。

これから受診される患者さんへ。

患者さんに対しても、治療に対しても、正直な姿勢で対応するというのがモットーですので、安心してお任せください。歯科医師と患者というよりも、人としておつきあいしていきたいと思っていますので、悩みをお持ちの方は、まず相談しに来てください。

※上記記事は2014年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

青井 良太 院長 MEMO

  • 出身地:奈良県
  • 趣味・特技:ダイビング
  • 好きな本:講演会資料などを作成するための文献
  • 好きな映画:アクションもの
  • 好きな言葉:物は試し(何事もやってみないとわからないのだから、最初から諦めないで、まずはやってみよう)
  • 好きなアーティスト:ビリー・ジョエル
  • 好きな場所:海

グラフで見る『青井 良太 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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