明石 俊和 歯科医師
TOSHIKAZU AKASHI
できる限り歯を残す治療で、
“しあわせカミング”を実現。
日本大学を卒業。同大学大学院歯学研究科を修了。米留学を経て、日本大学歯学部診療教授を務める。2015年より現職（東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」A4出口より徒歩3分）。
明石 俊和 歯科医師
明石歯科医院
港区／南青山／表参道駅
- ●歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
生涯現役の歯科医師として
この道に進んだのは、それはもう、父が歯科医師だったからですよね。当時はそれが当たり前といいますか、「歯科しかない」という感覚だったように思います。日本大学歯学部を卒業後は大学院に進み、歯学研究科を修了。その後、ニューヨーク州立大学バッファロー校への留学を経て、65歳になるまで学生教育と歯内療法学そして診療を母校で教授を務めあげました。
ここは、家内（明石 るり子 歯科医師）が1981年に開院したものになります。面白い縁でしてね、40数年前、私が学生時代を過ごしたのが、この建物だったのです。開業当時は夜間しか診療をしておらず、私も大学が終わったらここに駆けつけ、診療を手伝っていました。もうずいぶん前のことですが、今振り返りますと、ただただ懐かしいですね。
今までも、そしてこれからも引き続き、できる限り歯を残す治療を心掛けて
私は歯内療法学（歯の根の治療）を専門としています。この根の治療や歯周病治療を通じ、できる限り歯を残す治療をおこなっております。突き詰めれば、私自身が、「歯を残す診療が好き」ということに帰結するのですが（笑）、広告に精を出さなくても、わざわざ遠方より頼っていらしていただけるのは、歯科医師冥利に尽きると思うところです。
私は当院での診療と並行し、歯科医師を対象とした「歯内療法バージョンアップ根治セミナー」を定期的に開催しています。これは従来の根の治療の診療概念を見直し、最新の科学的根拠に基づいた歯内療法理論と術式をマスターしていただくものです。私もよい年になりますので（笑）、ここでの診療はもちろん、次代にこれまで培ってきたものを受け継いでいってもらうことにも力を入れていきたいと思っています。
保険医であるというプライドを持って
原則として、当院では患者さんに対し、自費診療はおこなっていません。私は保険医であり、患者さんは保険治療を望まれて来院されるわけですから、そのニーズに沿うべきだと考えている次第です。
視野を少し広げれば、日本は世界に冠たる健康保険制度が存在するから、これだけの長寿が得られていると考えられます。さらに言えば、「医は仁術」というところから、この国の医療は始まっています。だからこそなおさら、この制度を尊重し、その枠組みの中で力を尽くすのが本当の歯科医師だと思うのです。
できる限り自分の歯で生活するには、チェックアップが大切
『明石歯科医院』では、定期的な検診とクリーニング、すなわち、チェックアップを3ヶ月から4ヶ月に1回といった周期でお薦めしています。毎回のチェックアップでは、専用の器具を用いてのプラークの除去、歯面清掃、歯肉マッサージ、フッ素塗布を1時間にわたり丁寧におこなっていきます。
口腔内にはさまざまな細菌が存在していますが、健康な状態にある時、細菌と細菌はお互いが干渉し合っている状態にあります。一方が上がれば一方が下がるという、そのバランスが崩れたとき、お口の病気は起こるとも言えるのです。チェックアップによって均衡を保ちつつ、細菌の全体量を減らすことが歯を守る上では大切になります。
もう1つ、クリーニングを受けるとお口がサッパリとしますよね。その感覚を覚えていただき、毎日の歯ブラシで再現できるよう心掛けていただければ、鬼に金棒というところです。チェックアップと日々のケア。この2つを両輪として、お口のケアを意識していただければと思います。
これから受診される患者さんへ
口腔内を健康にして、どうぞ幸せになってください。私はそれを、“しあわせカミング”と呼んでいます。血液は、心臓の働きだけで全身をめぐるのではありません。手や足が動き、お口で食べ物を噛む動作をすることで、血液は全身に廻っていくのです。人が生きる上で、噛むことはそれだけ重要だということなのです。“しあわせカミング”を通じ、末永く患者さんの健康を見守っていきたいと思っています。
※上記記事は2017年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
明石 俊和 歯科医師 MEMO
- 出身地：兵庫県
- 趣味：魚釣り
- 好きな本：『葉隠』
- 座右の銘：一生現役
- 好きな音楽・アーティスト：浪曲、初代 京山幸枝若
- 好きな場所：淡路島
グラフで見る『明石 俊和 歯科医師』のタイプ
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| 穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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