川﨑 万知子 院長への独自インタビュー

歯科医は女性として働きやすい職業。

母から、「手に職を持ちなさい」と育てられたのがきっかけと言えばきっかけです。母からすると、手に職があれば何が起こっても大丈夫、といった親心だったのかもしれません。母は看護師でもありましたから、その影響もあり、歯科医師という職業を選んだということですね。
今思うと、比較的手先が器用だったことはプラスに働いているように思います。それも含め、トータルで向いていたと言うのでしょうか、女性として働きやすい職業ではあるかもしれませんね。
北海道大学を卒業後は、神奈川県川崎市にある『石井歯科医院』に勤務しました。途中から東京医科歯科大学第１口腔外科に籍を置きながらの勤務となりましたが、かれこれ14年続けたことになります。石井先生は私の師匠であり、恩人でもあります。その先生のお教え引き継ぎ、そこに私なりの考えをプラスしてできたのが、2007年に開院した『ホワイトエッセンス麻布十番Msデンタルクリニック』です（東京メトロ南北線・麻布十番駅より徒歩3分）。

自分が自信を持てるものだけを提供したい。

自分や身内がしてもらいたいと思う医療を、患者さんにも提供していきたいのです。保険診療は安価というメリットはありますが、審美性や長い目で見たときの耐久性は疑問が残ります。また、金属がお口の中に入るということは、そのまま金属アレルギーのリスクを抱えることにもなります。
クリニックでは、おひとりにつき1時間という治療枠をとらさせていただいており、実際に1時間以内で治療が終わるということはほとんどありません。患者さんのご希望をうかがい、メリットとデメリットを含めて納得いただけるような説明をおこなうには、それだけの時間が必要なのです。患者さんに薦めるなら、自分が自信を持てるものだけを提供していきたい。皆様にご満足いただけるような理想の治療をおこなっていきたいと思っています。

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