宇賀村 満子 院長への独自インタビュー

歯科医師として今の自分があるのは、素晴らしい恩師との出会いがあったからこそ

私は、自分のまわりに医師や歯科医師などの医療従事者が多くいる環境の中で育ち、気がつくと自然と歯科医師をめざしていたように思います。愛知学院大学の第一期生だった姉を追いかけるようにして歯学部に学び、卒業後はすぐに勤務医になり、1つのクリニックを任されるようになりました。ところが、いざ患者さんの診療をはじめてみると、自分の力不足を感じることも多々ありまして。もう一度学びたいという想いから、東京医科歯科大学歯学部の口腔外科で3年にわたって研鑽を積みました。
このとき、マンツーマンのような状態で私を指導してくださったのが、今も恩師として尊敬する先生でした。外科的な技術についてはもちろんのこと、イザという時の対処法であったり、それこそ言葉遣いまで（笑）本当にたくさんのことを教えていただいて、私はそのすべてを吸収しました。ですから、東京医科歯科大学での3年間は私にとって宝物のようなもので、この貴重な時間があったからこそ、今の私があるのだと思っています。そして今も、「5年もつ歯にするのか、10年もつ歯にするのか、それが治療方針だ」という先生の言葉を胸に、日々診療を続けています。

確実な歯科治療に加えて、リラックスした時間と美容メニューも提供

私がはじめて開業したのは1981年で、最初は港区乃木坂にクリニックを構えました。その後は、渋谷区神泉、中央区日本橋と場所を移しましたが、再開発に伴う区画整理などがあり、4軒目となる今回、ふたたび港区赤坂で診療をはじめることにいたしました。最初の開業から数えるともう30数年になりますけれど、この間ずっとお付き合いが続いている患者さんもいらして、歯科医師としては本当に嬉しい限りです。恩師の先生の言葉通り、患者さんの5年後、10年後を見据えた治療をすることはもちろん、生涯にわたって責任をもつという気持ちで、患者さんと向き合っていきたいと思います。
とは言いましても、ここ赤坂はオフィス街ですから、来院されるビジネスパーソンはみなさんとてもお忙しいんですよね。忙しい時間をやりくりしてお越しになる患者さんのため、「できるだけ早く」ということも心に留めて、毎日がんばっている感じですね（笑）。でも、みなさんお忙しいからこそ、ひとときのリラックスタイムも必要ではないでしょうか。このクリニックで確実な治療をご提供するというのはもちろんですが、癒しであったり美容といったプラスαの要素もご提供していきたいな、と思っています。

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