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中村 尚志 院長

HISASHI NAKAMURA

1mm の大腸がんも見逃さない、世界最高水準の内視鏡機器・拡大内視鏡診断。

内視鏡の技術を究めるべく多摩がん検診センターへに勤務し、以来20年間、拡大内視鏡の診療に従事。その後赤坂駅より徒歩2分の場所にて開業。

中村 尚志 院長

中村 尚志 院長

赤坂内視鏡クリニック

港区/赤坂/赤坂駅

  • ●内視鏡内科
  • ●消化器内科
  • ●胃腸内科

がん罹患者数第1位。大腸がん患者を救いたい。

中村 尚志 院長

父は開業医で、私は子供の頃、“お医者さんの子”と周囲から見られて育ったのです。当時はデザイナーや建築家に憧れをいだいていました。それが高校生になり、親しい友人から「オレは医師になりたいんだ」と告げられ、我に返りました。“お医者さんの子”でなくても、一生懸命にがんばって医師になろうとしてる人がいる。それを考えれば、なんと僕は恵まれていたのかと思いました。医学の道へ進み医師となり、人の役に立ちたいと思うようになったのは、その時が最初でした。
内視鏡という技術には、研修医の頃から興味を持っていました。多摩がん検診センター(現東京都がん検診センター)に勤務したのは、それを究めたいと考えたからです。1990年代半ばだったと記憶していますが、センターで拡大内視鏡を導入し、以来20年間、拡大内視鏡の診療に従事してきました。その後調布に戻り、父と診療を共にし、このたび、2015年10月に『赤坂内視鏡クリニック』を開設いたしました(東京メトロ千代田線・赤坂駅3a出口より徒歩2分、東京メトロ銀座線/南北線・溜池山王駅10番出口より徒歩3分、東京メトロ銀座線/丸の内線・赤坂見附駅10番出口より外堀通り方面徒歩5分)。
大腸がんは年々増加傾向にある癌であり、男女合計で罹患者数(大腸がんにかかる方)が第1位、死亡者数(大腸がんで亡くなる方)が第2位、女性においては死亡数(大腸がんで亡くなる方)が第1位となっています。その現状を考えると、大腸がんになる方を1人でも助けてさしあげたい。その願いが、より都心で内視鏡専門クリニックを立ち上げる動機となりました。55歳にして新たなスタートを切る形となりましたが(2015年12月現在)、長年私を支え、クリニックを手伝ってくれている妻と一緒に、少しでも皆さんのお役に立てればと思っています。

苦しくない。痛くない。高精度の拡大内視鏡検査。

中村 尚志 院長

1ミリの大腸がんも見逃さない、高精度の拡大内視鏡を用いた疾患の発見・診断と治療をおこなっています。拡大内視鏡を用いて特殊な光をポリープ表面の血管に当てることで、切除すべきか否かを即座に判断することが可能で、診断と治療をその場でおこないます。仮に腫瘍が大きく、クリニックでは安全な内視鏡治療が難しいと判断した場合には、提携している国立がん研究センター中央病院の内視鏡センターや東京医療センター消化器内科を始めとした専門病院で内視鏡手術をおこないます。こうした高度医療機関とのコネクションも、当クリニックの大きな特徴と言えるでしょう。
『赤坂内視鏡クリニック』では、内視鏡検査の際には鎮静剤と麻酔薬(sedation)を用いています。これにより患者さんは半分お休みになった状態で、苦しくなく痛くない検査が可能になるのです。お休みいただくことには、苦痛を取り除く目的以外に、詳細な観察が可能となるので、より精度の高い内視鏡検査をおこなうためでもあります。
やはり人情として、目の前で苦しい顔をされていたら、早く検査を終えて楽にしてあげたいという気持ちがどうしてもよぎってしまうものなのです。ただし、そうなってしまっては、本末転倒です。せっかく検査を受けられているのですから、どんなに小さな癌であっても見つけて、治してさしあげるべきでしょう。Sedationを用いることで、じっくりしっかりと確実性のある検査が実施できるのです。

心配事には何でも聞く耳を持って。

中村 尚志 院長

できる限り、笑顔で接するように心掛けています。やはり、むすっとした顔でお話をされてしまうと、場の雰囲気は堅いものになってしまいますよね。患者さんになんでもお話いただくには、やわらかな空間が必要になります。言いづらいことでも気軽に口に出していただけるような、そんな雰囲気づくりには努力をしているところです。
説明のあとには、必ず、「心配事は他にありませんか?」とおたずねすることにしています。患者さんの悩みは、何も消化器だけとは限りませんよ。もちろんそのお悩みが私の分を越えていた場合には、紹介をさせていただくことになりますが、自分にできるアドバイスをさせていただくことも我々の役割だと考えています。

病気は「治す」から「防ぐ」時代へ。

医療がこんなにも進化し、なんでも治せるような時代になっているにもかかわらず、なぜか病気は尽きません。それどころか、病気の山になっている感があります。癌もそうで、心臓疾患、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病といった患者様が減少するどころか増え続けております。その現状を考えますと、今後はより予防医療に目を向けるべきだと思うのです。クリニックでは血液検査による癌のタイプ診断や、何を摂るべきといった食事面でのアドバイスもおこなっています。
酸素BOXの導入も、その予防医療の流れを汲むものです。スポーツ選手の疲労回復の切り札として有名になった酸素カプセル。こちらではそれがBOXになっていますので、2人でもご利用可能ですし、おひとりの場合は空調の利いた中で、パソコンやスマホや電話をすることも可能です。
クリニックを立ち上げて以来、休みを取れない状態がずっと続いていますが、それでもどうにか倒れないでいられるのは、この酸素BOXのおかげではないかと思っているところです(笑)。

これから受診される患者さんへ。

ご存知のように、ピロリ菌によって胃がんがもたらされることはすでに証明されています。ピロリ菌は萎縮性胃炎を作り出し、その萎縮が、癌の要因となるのです。萎縮性胃炎はピロリ菌を除菌することによって萎縮の進展を止めることができますが、注意していただきたいのは、それまでの萎縮のリスクは残るということです。つまり、萎縮性胃炎が進行しないよう、できるだけお若いうちにピロリ菌の有無を調べ、陽性の方は早目の除菌治療をすることが大切ということです。
大腸がんについては、早期に発見し、的確な診断と適切な大腸ポリープ治療を受けることが出来れば、限りなく100%に近い確率で完治します。ですので、日頃、便秘で悩んでいる方、便秘と下痢を繰り返す方、便が細くなってきた方、排便をしてもまだ便意があり残便感のある方、腹満感や腹痛がある方、血便や下血のある方、などの自覚症状が一つでもある場合には、早めの大腸内視鏡検査をお受けください。また、症状がなくてもご家族に大腸がんや大腸ポリープ切除を患われた経験をお持ちの方は、40歳を目処に是非、大腸内視鏡検査をおすすめいたします。
検診によって病気を発見し、早期に治療をおこなうことも広く見れば予防医療の一貫であり、その意識を持って、積極的に検診を受けていただきたいです。
当クリニックは保険診療で内視鏡検査・治療をおこなっておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

※上記記事は2015.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

中村 尚志 院長 MEMO

消化器内視鏡専門医 /血液専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:旅行
  • 好きな本:旅行雑誌
  • 好きな映画:実話を元にしたサスペンス
  • 好きな言葉:ポジティブ・スマイル
  • 好きな音楽:明るく楽しい音楽
  • 好きな観光地:シンガポール、ヨーロッパ、ハワイ

グラフで見る『中村 尚志 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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