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ガミースマイル(ガミースマイル)の原因

上顎の骨が過剰に発達していたり、通常よりも歯の長さが短かったり、上下の歯のかみ合わせが深すぎることにより、笑った時などに歯茎が見えすぎてしまう状態。口まわりの筋肉が発達していることでも起こり得るが、遺伝的要素も大きいとされる。

ガミースマイル(ガミースマイル)の症状

鏡で自分の顏を見た時に歯茎が目立っていることに気付いて外見にコンプレックスを抱き、人前で口を開けて笑えずにメンタルや人間関係に支障をきたす場合がある。ドライマウスになりやすいためむし歯や歯周病のリスクが高まるほか、細菌が繁殖して口臭が発生することもある。

ガミースマイル(ガミースマイル)の治療

治療法はドライマウスの原因によって異なる。上唇の筋力が強い場合は上唇粘膜切除術、歯が短かかったり歯並びが悪かったりする場合は歯冠長延長術が選択される。このほか、ボトックス注射や矯正治療が適応となるケースもある。
受診科目
美容外科
歯科

この病気について3人の医師の見解があります。

医師から聞いた
ガミースマイルの対処(治療)方法

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複雑な要因をしっかり見極める診断こそが重要

笑った時に歯ぐきががばっと見えてしまう症状をガミースマイルと言います。矯正歯科を訪れる患者さんの主訴の中でも非常に多いものです。その原因は多様で複雑ですが、大別するとやわらかい部分とかたい部分とに分けることができます。やわらかい部分というのは、お口周辺の筋肉や歯ぐきの長さ、厚みなどが原因の場合です。例えば歯ぐきが増殖し歯が隠れてしまっているような場合には、歯ぐきを部分的に切除する方法が考えられます。かたい部分というのは、歯の長さや骨の高さが原因と見られるもので、仮に骨の長さが原因と見られるケースでは、骨を手術で短くする方法が考えられます。矯正治療の分野で考えてみますと、例えば、上の前歯が出ている状態では、笑った際に上唇が“降りてこれない”ことがありますので、このケースでは歯を後ろに下げてしまう治療が検討されます。
重要なのは、原因が異なるのに、見当はずれの治療をおこなうとまったく意味がないものになることです。ですので、原因をしっかり見極める鑑別診断が非常に重要になります。ガミースマイルは、歯の位置が問題になることが多いため、矯正治療がお役に立てることは多々あると考えています。

中嶋 亮 院長
銀座矯正歯科
中嶋 亮 院長
中央区/銀座/銀座駅
●矯正歯科 ●歯科口腔外科
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